グーグーだって猫である
2008年 09月 09日
好きなマンガ家の5本の指に入るくらいだった大島弓子のマンガエッセイが原作の映画化。
可愛い猫も出ていたし、期待はせずに見に行ってきました。
小泉今日子演じる天才マンガ家‘麻子さん’と大島弓子さんの共通点は髪型くらいで
まあ~いいか…と思いながら、のんびり観賞。
そう… それほどの面白みも無く、無駄としか思えないギャグも入りつつ…
淡々と映画は進行していく。
ラスト近く、亡くなった猫‘サバ’が麻子さんと会う所は好きでした。
原作にはまったくない恋愛風味があちらこちらに。
映画にするからには‘恋愛’をどうしても入れなきゃいけないものなんでしょうか?
期待していた‘猫’が思っていたより出て来ないのはどういう訳だ?
名前は知っていたけど、初めて見る‘かせ りょう’の演技。
何もかもが、かなり苦手。 むっちゃ不快感。 しかも、どう見てもヘタ〇ソ
あの映画でだけ?
そして、猫トイレ、出版会社など等、スポンサーがかなり前面に出ている映画で、ちょっと萎えた。
まあ、原作も2巻まで読んで、何となくツラくなって 3巻以降を買っていないのだけど。
所で…
原作者は‘サバ’という猫と10年以上暮らしていた。
サバが主人公のマンガも数多く、擬人化されたサバの絵は好きでしたが
そのサバの風貌から、私はずっとオスだと思っていた。
が、映画のサバがメスだったので、映画を見てる間の半分ほどが???だった!
で… 家に帰って原作を読むと、‘メス’の表記がたしかにあった!
そうだったのかぁ~!!!
グーグーは普通に‘猫’として描いてある。
沢山の猫が出てくるか、擬人化されて書かれているのは、サバだけです。(多分)
原作者にとって、サバは特別な猫だったんだろうな。
彼女の原作に‘綿の国星’と言うマンガがありますが、最高傑作です。
擬人化された猫が主人公のお話。
私のブログIDの ‘whitefield’は‘綿の国星’からのものです。
by whitefield_m
| 2008-09-09 11:27
| 映画・本・TV